読書

読書

エッフェル塔

モーパッサンは、自分が少しも好きではないエッフェル塔のレストランで、しばしば食事をした。だってここは、私がパリで等を見ないですむ唯一の場所だからさ、と言いながら・・・ ロラン・バルトの「エッフェル塔」は不可視という命題から始まる。 日本のT...
アート

ろくすっぽ現代

これは先日行った公募展SICF13で、「盲目泥棒」氏のブースで入手した本。本といっても綴じるだけの簡単な製本がしてあるだけ。 文章は面白い。現代の不安を鋭く切り取った言葉がある。語りも軽妙だ。人を喰ったところもある。 ろくすっぽ現代という名...
アート

物語論

今の若い人は情報を仕入れることに興味があるみたいだけど、私は情報というものを仕入れないんですよ。 専門的な情報を集めてものを見るというのは「何かをわかるための鍵がある」と考えているから出てくる行動でしょう?でも、私はそういう鍵を持たないまま...
山の写真

昭和ちびっこ 未来画報

これは東京江戸博物館で開催された「塔」にまつわる展示を見に行った時に、ミュージアムショップで買い求めたもの。僕らはこの本に転載された1960年~1970年代の未来予測図の数々に、半分はそんな訳ないだろ!と疑いながらも、胸を踊らせながら見入っ...
アート

デザインの教科書

iphoneの登場以来、僕の住んでいる通信の世界では、特にヒューマン・インタフェース・デザインの重要性が明確に意識されるようになってきた。そこで改めてこの本で一般的なデザインの入口くらいを勉強しようと思ったのだが、ちょっとあてが外れたかな。...
読書

犯罪

読みたい過去の小説がたくさんあるので、小説はもっぱら図書館で借りることにしており、最近の小説を買うことはまれだ。しかしGWということもあり、1冊買い求めたのが、「本屋大賞」で翻訳小説部門の1位となっていたフェルディナント・フォン・シーラッハ...