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怪獣博士 大伴昌司展

今日は雨で山の会OWC山行が中止。富士山の六合目までという味のある企画だったので残念。家でくすぶっていても仕方がないので、例によってマイナーな展覧会に行く事にした。 今回は1960年台、怪獣やSFメカなどを少年雑誌の図解で解説してくれた大伴...
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ビジネスマンのための「行動観察」入門

マーケティング手法として最近注目されている行動観察(エスノグラフィー)に関する本。僕にとっては、行動観察という手法には興味とともに疑問がある。行動を観察するって事実を把握するという意味で重要なことは明白だが、同時にそこから仮設を引き出すとい...
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江戸の気分

江戸の本は楽しい。ひとつには宵越しの金を持たない江戸人々の生き様が、ちょっぴり羨ましいからだろう。この本は落語に描かれた江戸を通して、その時代の人々の生活を垣間見るという趣向。病気の話、辻斬りの話、借金取りの話、火消しの話、医者の話などなど...
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クラウドの未来

通信関係という商売柄、この本はとても興味深かった。かなりの情報量が詰め込まれているにも関わらず一気に読んでしまった。著者はシリコンバレーに在住するフリーのジャーナリストで、WEBに掲載された著者の記事を僕はしばしば読んでいる。 著者によれば...
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2011 ベスト・エッセイ

名だたる文筆家のエッセイが50本以上集められている。当たり前だが皆さすがに上手い。 ネットではブログというメディアが、エッセイに近いポジションを占めてきたと思う。最近はTwitterやfacebookなどの新興勢力の登場も相まって、僕らはリ...
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ボルヘス 文学を語る

この本はボルヘスを探して見つけたわけではなく、図書館をうろついていて偶然見つけたもの。ボルヘスは世界を全て記述する図書館の短編を書いているが、自身が図書館に例えられるような恐るべき記憶力の持ち主だった。僕は現実の図書館のなかで伝説の図書館に...