artjapan

山の写真

金峰山

昨日の金峰山行は素晴らしい好天に恵まれた。山行の間じゅう富士山がきれいに見えたのだが、これはめったにないことだ。 標高が1,000m余の先日の箱根山行は暑さでまいってしまったが、今回の金峰山は標高2,599mでほとんど汗もかかなかった。やっ...
日常の写真

猫町紀行

アンソロジー「架空の町」を読み進めている。掲載された20余の短編は、それぞれに不可思議な架空の町へと僕を連れていってくれる。 日本の短編の中には、萩原朔太郎の「猫町」に直接の影響を受けた作品がいくつかある。つげ義春の「猫町紀行」もそのような...
読書

その日の天使

中島らもの「その日の天使」 日本図書センター ハードSFの後は、やっぱり中島らもである。何の脈絡もないじゃないかと言われそうだが、そのとおり。希望と知性にあふれた正統派SFのJ.P.ホーガンと、はちゃめちゃの限りを尽くす中島らもは、まったく...
日常の写真

鍋島

今日は六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の「鍋島 誇り高きデザイン」展に行ってきた。 江戸時代に鍋島藩から徳川将軍への献上品として作成された格調高い磁器の展覧会だ。最初は、同じく六本木の「マン・レイ」展や出光美術館で開催中の「日本...
読書

星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」 創元SF文庫 僕の時代に全ての男の子が見た夢、それはいつの日か人類が技術の粋を集めた宇宙船を作って惑星間航行を実現するというものだ。そして惑星間に人類が縦横無尽に展開するという骨格のSFが、スペー...
読書

架空の町

日曜日に赤レンガ図書館をさまよっていたら、面白そうな全集を見つけた。「書物の王国」という、20のテーマによるアンソロジー集である。その第1巻が「架空の町」。申し分なく魅力的なテーマである。 そのテーマを見て、ずっと読みたいと思っていた「猫町...