artjapan

日常の写真

オノデラユキ展

所用があったので午後年休をとったのだが、余った時間で東京都写真美術館に行ってきた。オノデラユキ展を見るためだ。 オノデラユキは独学で写真技術を身につけた芸術家だ。写真というジャンルに納まり切れない自由で幻想的な作品を次々に送り出している。実...
日常の写真

リコーCX3

父の使っていたカメラを実家から持ってきたので、一眼とコンパクトカメラがそれぞれ3台づつ、計6台という布陣となった。誤算だったのが、山用にと買ったCANONのコンパクトカメラのG11が、山に不向きの機種だと判明したことである。 もちろんCAN...
山の写真

犬はどこだ

米澤穂信の「犬はどこだ」東京創元社 父の初盆で帰省していて、しばらくブログはお休みだった。都会では初盆という習慣も廃れつつあるが、まだ福岡では現実の儀式なのだ。初盆の期間中待っている時間が結構あるのだが、本を用意しそこねてしまった。それで、...
アート

有元利夫展

久しぶりに予定がない週末だったので、目黒の庭園美術館で開催されている有元利夫展に行ってきた。有元利夫を見るにこれ以上の場所はない庭園美術館での開催であるし、作品数も多くて満足できる展覧会だった。 有元利夫が38歳で夭逝してもう25年になるそ...
読書

ん 

山口謡司の「ん」 日本語最後の謎に挑む 新潮社 ひらがなの最後の「ん」。この本は「ん」成立に関するいくつもの謎について著した本である。「ん」の成立には、時期や発明者というような直接的な謎もあるが、「ん」が古代にはどう発音されていたかとか、そ...
アート

サン・フォリアン寺院の首吊人

先日原尞の本を読んで本格的な探偵小説を読みたくなり、2冊借りてきた。レイモンド・チャンドラーの「The Long Goodbye」とジョルジュ・シムノンの「サン・フォリアン寺院の首吊人」である。あまりにも有名なチャンドラーの「The Lon...