4つの都市を巡る旅(ニューヨーク編)

旅行

6/25 ニューヨーク1日目

バルセロナから最後の寄港地ニューヨークに飛びます。世界一周チケットでバルセロナから直接のフライトが選べなかったので、ルフトハンザ航空を使いフランクフルトでトランジットすることにしました。フランクフルトでのトランジット時間が少なく、NYへのフライトが欧州便から遠いターミナルXだったので最後は走るようにしてNY便に乗り込みました。

席についてほっとしていたら、隣のスペイン人らしき人がバルセロナからの同じトランジットだよね、危なかったね、と英語で声をかけてきました。僕はその人が同じフライトだったとは気づかなかったのですが、Yes, we made it! と少しの間盛り上がりました。

フランクフルトからNY、ルフトハンザのシートは大陸間フライトとしては、ANAのThe Roomとは比較にならないけど電動フルフラットで2-2-2配列の機能的なシートでした。

アメニティは一応種類はありましたが、上履きがスリッパではなくソックスだったのが残念でした。でも入れ物がポルシェ・デザインだったのでサングラスケースとして使えそうです。

それより残念だったのが、機器の故障で長距離フライトの唯一の楽しみである映画が見れなかったことです。代わりにフライトの間ずっと使えるwifiの権利が提供されたのですが、こちらも速度が出ずにほぼ使えない状態でした。この時はやっぱり日本の航空会社の品質の良さが身にしみました。

NYに着いたらもっと悪い事態が待ち受けてました。海外旅行ではよくある話なのですが、フランクフルトからの荷物がJFK空港に届かなかったのです。さらに事態を複雑にしたのは、NYへの到着はJFK空港、出発がニューアーク空港と別だったことで、出発前に空港で受け取るというオプションが使えなかったのです。ロストアンドファウンドにはNYには2泊しかしないのでとにかく早く届けてくれとお願いしたけど、正直NYで受け取れるかは五分五分といった感じでした。

気を取り直してJFKでUberを頼み、ホテルに向かいました。本当は大きな荷物がないのだからエアトレインと地下鉄で行けば安く行けたのですが、その時は荷物が着かなかったことで頭が回りませんでした。

ホテルはブロードウエイに近く、摩天楼の中の小さな建物でした。

荷物騒ぎでもう夜になってたけど、タイムズスクエアのあたりを歩いてみました。久しぶりのNYでしたが、広告がにぎやかになった以外は摩天楼も人の流れも少しも変わってないように思えました。

6/26 ニューヨーク2日目

NYの今回のお楽しみは初めてグッゲンハイム美術館に行くこと、そしてやっぱりブロードウエイのミュージカルを観ることです。

グッゲンハイム美術館はセントラルパークに隣接するので、途中久しぶりにセントラルパークを歩いてみました。いくつかの映画に登場したベルヴェデーレ城に寄ったけど屋上には上がれませんでした。

独特な形状のグッゲンハイムはその収蔵品の質でも名高い美術館です。営業時間前に着くと長蛇の列ができてました。

美術館ではインスタレーション、工芸系のGegoという作家の企画展をやってました。我々のような何度も来れない旅行者にとっては企画展は最小限にしてもらって収蔵品をメインで見たいのですが、まあ地元のスポンサーには配慮しないといけないし仕方がないですね。

でももうひとつの企画展はなんとYoung Picasso in Paris!

バルセロナのピカソ美術館が青の時代までに偏っていたのが不満だったのですが、それを引き継ぐようなタイムリーな企画にNYで出会うことになりました。

自分はほとんど人物を描かないのであまり自分の製作の参考にはならないのだけど、ここでもやはり魅了されたのはピカソの描く人物でした。この後のピカソも見てみたい気がしますが、それにはやはりパリのピカソ美術館に行かなくてはなりません。残念ながらパリは今のところ行きたいところのリストにはないですが。

巻き貝のような展示スペースをぐるぐる回りながら上がっていくのですが、ピカソ以外にも、ルソー、ロートレック、セザンヌ、、、と美術館の収蔵品は素晴らしく、楽しい時間を過ごしました。

この後当初はMOMAニューヨーク近代美術館にも行く予定だったのですが、そちらは何度か行ったことがあるし、旅の最終日でさすがに疲れていたので一旦ホテルで休むことにしました。これは帰りに寄ったロックフェラーセンター。ここも変わりがなかったですね。

結局、待てども荷物は届かず、今回の旅の最後のお楽しみ、ミュージカルAladdinを観にいきました。劇場の隣はマダム・タッソーの蝋人形館でした。

ロンドンで観たBack to the Futureと同様、英語が多少分からなくても楽しめる有名なストーリー。役どころではアラジンも良かったけど、特にジニー役が子どもたちの大歓声を浴びてました。やっぱり旅先で観るのは楽しいショーに限ります。

6/27-28 ニューヨークから羽田へ

ホテルには何時でも良いから荷物が着いたら叩き起こしてくれ、と言って眠りについたのですが、27日の朝1時過ぎにようやく荷物が到着。羽田への出発になんとか間に合いました。

羽田へのフライトはもちろんANAのThe Room。2週間ぶりに和食にありつきました。

羽田到着前に鶴の形の雲を見つけました。少し長く最後が忙しかったけど、行きたいところに行き、見たいものを見たとても楽しい旅でした。

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