イスタンブールからウイーンは2時間ちょっとのフライトでした。ウイーンは世界で一番住みやすい街と言われているそうですが、観光客としても見どころが比較的狭いエリアに集まって便利です。第1日目の最初は、その旧市街エリアをぐるっと廻る黄色い「リングトラム」に乗ることにしました。

リングトラム
各国語の説明が音声で聞けます。ちゃんと日本語もありました。

音声ガイド
音声ガイドは色々と案内してくれるのだけど、名所旧跡が次々に出てきて写真に撮るのも難しい。

はて誰の像だったか?
一周したところでANKERというカジュアルなカフェで休憩。
カフェの後はリングの真ん中にあるシュテファン寺院に行きました。
12世紀に小さな教会が建ち、14世紀にゴシックの大聖堂になったそうですが、内部は厳粛な雰囲気に包まれています。
- 高い天井
- 祭壇画
- キリスト受刑の画
- 塔からの眺め
ちなみに南塔には343段の階段を歩いて登りました。北塔は工事中だったのか入り口が分かりませんでした。塔からの眺めは素晴らしかったです。
大聖堂の広場にはメリーゴーランドが回っていました。とても不思議な光景なので帰ってこれを水彩画にすることにします。残念ながら今回は「第三の男」で登場するあの大観覧車に行く時間はありませんでした。

メリーゴーランド
このあたりは高級なお店が軒を連ねる中心地で、少し歩くと聖ペーター教会があります。

聖ペーター教会
ここは内部のフレスコ画やパイプオルガンが美しい教会でした。
ペーター教会から南に歩きホーフブルグ王宮にたどり着きました。ここは後日改めて訪れることになります。
- ホーフブルグ王宮
- カール大公像
- 観光馬車
午後はハプスブルク家のシェーンブルグ王宮を見学。庭園は敷地が広すぎてほんの一部しか見学できません。
内部が観光のハイライトで、皇帝フランツ1世や后妃エリザベートの暮らした宮殿の各部屋を音声ガイドでたどって行きます。内部は撮影が厳しく制限されているのですがこんな感じです。

シェーンブルグ宮殿内部
皇帝の執務室やシシィことエリザベートの寝室等たくさんの私室に加え、専用列車の内部の復元とかモーツァルトが皇帝の前で演奏を披露した部屋とかもあってなかなか面白かったです。
夜はシェーンブルン宮殿の内部にあるオランジェリーでのコンサートに行くことにしました。その前の腹ごしらえとしてオランジェリーの近くでウイーン名物のシュニッツェルを頂きました。上品なカツレツといったところです。

シュニッツェル
オランジェリーでのコンサートは観光客用によくアレンジされており、モーツァルトとヨハンシュトラウスを存分に楽しむことができました。
オーケストラに男女オペラ歌手と男女バレーダンサーが加わり、ライティングも美しく楽しい内容でした。
アンコールにはお約束となっているようで「ラデツキー行進曲」が演奏されました。
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