もりもりくまさん

女房の趣味なのだが、我家にはいつも図書館の絵本が1、2冊転がっている。今日は「もりもりくまさん」があった。

普段僕は特に日本の本を好んで読んでいるわけではないが、絵本はなぜか日本のものが気に入ることが多い。もちろん「The Arrival」のような例外もあるが、たいてい日本の絵本のほうが気が安らぐのだ。

「もりもりくまさん」はスズキコージの作だから、例によってかなりいい加減な話(絵はスズキコージで物語の作者は別だが)だ。いつものとおり、テキトーと言っても良いような線、乱暴な色彩で溢れているのだが、それでもそこにはある種の絶対的な安心の領域がある。

その理由は分からないが、分からなくても良いような気もする。

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