絵の教室の講師が強く勧めるので立川の新しいギャラリー「プレイミュージアム」に行ってきました。そこでは絵本作家の酒井駒子の原画展とおなじみ「ぐりとぐら」の展示が行われてます。
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酒井駒子は「よるくま」や「金曜日の砂糖ちゃん」などで知られる絵本作家で、僕は正直あまり知らなかったのですが、美しい絵と詩的な文体で著名な作家です。初の大規模な原画展となる今回の展覧会では200以上の原画が木を基調とする展示空間に配置され、その独特の世界を再現していました。
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講師が推薦した理由はその特徴的な技法にあります。原画は画用紙やダンボールの上にまず黒い絵の具で下塗りをした上で彩色されています。彩色することと削ることを独自の手順で実施することにより、詩的で深みのある独特の世界が現れてきます。この技法は初期の作品を除いてほとんどの作品で用いられていますが、野原などの自然の風景の表現、モノクロームの中に主人公や事物を配置する構成で、静かでどこか懐かしい世界を演出していました。
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展示では主な作品の原画が木のポールの上や中に配置され、作家の重要なモチーフである主人公が森の中に迷い込むような空間演出がされていました。
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今回の展覧会を観て作家、アーティストがあくまでも技法を探求していく理由が改めて分かる気がしました。
酒井駒子展を出るとおなじみ「ぐりとぐら」の世界。
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こちらはぐりとぐらの世界に入って一緒に遊んでしまおう、という分かりやすいコンセプト。
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ふたつの子供の世界を覗いた後はプレイミュージアム前の広場でお昼にしました。広場にキッチンカーが出ていてバインミーと飲み物のセットがあったので、それを選択しました。飲み物はアルコール入りとアルコールなし、なぜか同じ値段だったので、アルコール入りモヒートを選択。
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あっというまに大人の世界に戻ってしまいました。
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