二頭の馬の土鈴

以前から土鈴を少しずつ集めています。国内を旅するときには寺社に寄って面白い土鈴を探します。コロナ禍になって旅行の回数が減ったのですが、その分メルカリで買うことが多くなりました。家の棚卸しをする人が増えたようで、面白い土鈴が出回ることが多くなったこともあります。

最近入手したのがたずなの色が異なる二頭の馬の土鈴。

このようなペアの土鈴の場合、大抵は鈴の切れ込みの大きさを違えて、異なる音色を出すように工夫してあります。この土鈴も右側の赤いたずなの馬の切れ込みが太く、低い音色を出します。

メルカリで購入したのですが、実は4種の民芸品のセットで販売されていたものです。土鈴以外はあまり興味がなく、普段はこのようなセット購入はしません。でもこの場合は土鈴はもちろん、それ以外の民芸品の質も高かったのでセットで購入することにしました。

民芸品一般に詳しい訳ではないので調べたところ、一番左は「姫だるま」という松山の工芸品でした。男のだるまだけ古びているのが不思議です。

右から二つ目は「赤べこ」という福島県会津地方の郷土玩具。首を振る様がかわいいです。

そして一番右が山形県庄内地方鶴岡市の郷土玩具「いずめこ人形」でした。

鶴岡市HPからの抜粋:
昭和40(1965)年代初めまで、鶴岡では農作業の間、藁で編んだご飯の保温籠「飯詰籠(いづめこ)」に赤ん坊を入れて育てる光景が見られました。その姿をかたどったいづめこ人形は、大正時代初期に大滝武寛という人が、どんぐりのぼうし(殻斗)の部分に布製の人形を入れて作ったのが始まりです。その後、籠は藁になり、イグサになって形も大きくなり、おもちゃなどの飾りが付いて、現在の形が完成しました。

いずれも素朴だけど洗練された日本の伝統工芸品で、全部で900円で購入できたのはラッキーでした。メルカリのおかげで土鈴以外のコレクションも増えて行きそうです。