出雲と大和展

歴史

今日は午前中は絵の教室でした。初めての油絵に挑戦しているのですが、下書きの段階で細かいアイデアが出てきて収束せず、今回も絵具を乗せる段階に移行できなかったです。

午後は天気も回復したので東博で開催中の「出雲と大和」展に行きました。

古代史ファンの僕としては出雲地方の遺跡、出土品が良く整理されており、多くの謎に包まれる出雲を知るための展示として満足できる内容でした。残念ながら一部を除いて写真は禁止でした。

最初に古代の出雲大社の10分の1の模型および2000年に発掘されて話題となった巨大な心柱が展示されていたのは面白かったです。ちなみに模型でも高さが5m近くあります。

これは荒神谷で発掘された大量の銅鐸の様子。入れ子になっているのが精密に再現されています。

出雲セクションの次は大和セクションです。特に驚く出典はなかったけど、七支刀を見れたのは良かった。七支刀は神功皇后摂政52年に百済から献上されたと日本書紀に記された7つの枝刃を持つ剣で、石上神宮に伝来する古代の剣です。普段はたぶん石上神宮に収蔵されているのでしょうが、去年神宮を訪れた時も観ることはできませんでした。

大和セクションの次は仏教の伝来に関わるセクションとなります。仏像も数は多くなかったけど萬福寺の四天王像とか良いものがありました。こちらは法隆寺金堂の壁画の模写ですが、確かに仏教美術の到達点と言える素晴らしい美術品でした。焼け落ちたのが本当に残念です。

今回は音声ガイドを借りて回ったのですが、人が混雑するほどは多くなくて、閉館ぎりぎりでしたが展示を全て見ることができました。最後に今回もガチャガチャをやってみました。

 

果たして結果は・・・プラスチック製の踊る埴輪でした。

外に出ると夕焼けが始まってました。

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