品川の街歩き

1月22日の土曜日に行われた山の会の今年最初の行事は、品川周辺の歴史散歩だった。

西郷と勝の江戸城無血開城に関する会談が行われた田町駅近くの薩摩藩蔵屋敷跡の史跡から始まり、赤穂浪士が眠る泉岳寺や日本で最初の英国公使館が置かれた東禅寺などいくつかの名所をたどりながら高輪周辺の小道を歩く。路地やアップダウンが多く、ほとんどブラタモリ気分である。

品川で昼食後は北品川に下り、東海道の品川宿あたりを散策した後、さらに目黒川まで下り、今度は山の会の総会が行われる中目黒まで目黒川沿いを歩いた。全長14kmくらいだろうか、登山とは違う筋肉の使い方なのだろう、心地良い疲れという感じだった。

ところで、泉岳寺から東禅寺の途中にあった承教寺という寺に、一風変わった狛犬(だと思う)があった。

脇の解説文から、この寺に英一蝶の墓があると知った。三宅島への流罪から許され、絵師として数々の傑作を残した一蝶。この狛犬は一蝶の作ではないと思うが、一蝶が作ったといってもおかしくないユーモアと快活さを感じる造形だ。