品川の街歩き

日常の写真

1月22日の土曜日に行われた山の会の今年最初の行事は、品川周辺の歴史散歩だった。

西郷と勝の江戸城無血開城に関する会談が行われた田町駅近くの薩摩藩蔵屋敷跡の史跡から始まり、赤穂浪士が眠る泉岳寺や日本で最初の英国公使館が置かれた東禅寺などいくつかの名所をたどりながら高輪周辺の小道を歩く。路地やアップダウンが多く、ほとんどブラタモリ気分である。

品川で昼食後は北品川に下り、東海道の品川宿あたりを散策した後、さらに目黒川まで下り、今度は山の会の総会が行われる中目黒まで目黒川沿いを歩いた。全長14kmくらいだろうか、登山とは違う筋肉の使い方なのだろう、心地良い疲れという感じだった。

ところで、泉岳寺から東禅寺の途中にあった承教寺という寺に、一風変わった狛犬(だと思う)があった。

脇の解説文から、この寺に英一蝶の墓があると知った。三宅島への流罪から許され、絵師として数々の傑作を残した一蝶。この狛犬は一蝶の作ではないと思うが、一蝶が作ったといってもおかしくないユーモアと快活さを感じる造形だ。

コメント

  1. Mr.X より:

    山歩きではなく街歩きもいいもんですね。
    街の中でも結構面白い被写体にぶち当たりますね。
    あの狛犬、謎のトルコ人って感じでエキゾチックな面してますね。
    面白いですね。

  2. artjapan より:

    Mr.xさん
    おひさしぶりです。この像、ちょっとくせものですよね。狛犬にしてはちょっとエキゾチックすぎるし。北海道のAさんは想像上の怪物、件(くだん)ではないかと推測してました。継続調査が必要ってとこですかね。

  3. urara☆ より:

    何気なく、皆さんで通り過ぎてしまったけど、
    けっこう、面白い発見でしたね♪
    私も見たこともないユーモラスなこの狛犬らしきが、気になって、
    一応、一撮しておきましたが^m^‥‥
    こんなに変わっているのに、説明が全くなかったですよね~

  4. artjapan より:

    そう、説明がなかったんです。
    そばにあった説明文は、英一蝶の墓についてでした。
    この狛犬?の謎を誰か解いて欲しいですね。

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