シェイクスピアのたくらみ

まだ土日は古い方の家に帰っており、本は主に古い家の近くの図書館から借りているので、先日返すべき図書館を間違えて、図書館から連絡を受けてしまいました。早く古い家を引き払って、引越しを完了したいです。

喜志 哲雄の「シェイクスピアのたくらみ」(岩波新書)は、シェイクスピアが観客の感情、出演者との位置関係をたくみにあやつるやりかたを読み解いたものです。シェイクスピアの代表作について、そのあらすじと「シェイクスピアのたくらみ」が紹介されるのですが、最後の方には人の名前で頭が一杯になってしまいました。

旧宅から歩いて2分のところに県立なのにシェイクスピアばかりやっている芸術劇場があります。でも正直あまりシェイクスピアの舞台は見たことがありません。印象に残っているには、蜷川がロイヤル・シェイクスピア劇団と組んだ「リア王」です。でもその舞台の中で僕が一番印象が強いのは、道化役をやった真田広之が舞台でくるっとアクロバチックな動作をした場面なのですから、ほとんど舞台芸術を語る資格はありませんね。

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