GW明けはやはりちょっと疲れ気味です。図書館に行って、軽く読めそうな新書を数冊借りてきました。その一冊が養老猛司の「死の壁」です。
以前読んだ「日本人の身体観」は正直、あまり面白く感じなかったのですが、「死の壁」は死についての彼の考え方を整理して書いてあって結構面白く、今日の片道の通勤で読み終えました。
この本は「バカの壁」と同じく、養老の口述から起こしたものだそうですが、死というテーマをこのように分りやすい本にできるのは、編集者が優れた人というのもあるでしょうが、やはり養老という人の才能だと思います。
あまりにすらすらと読めるので、正直考えるということも少なく、記銘的効果は薄いとは思いますが。
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