花の香り

ポッドキャスト番組「60 Second Science」で、香りに関する興味深いトピックがありました。

最近の研究で分ったことなのですが、近年花の香りの伝達距離が短くなってきているという。なぜかというと、空気中の汚染物質の影響で、香りの成分が破壊され、段々香りが遠くに届かなくなっているらしいのです。これって花という種の生存には不利な状況ですよね。これを受け、花がその香りを強める方向に進化するなんてことが起こるのでしょうか。あるいは、香りではなく、蝶々にとって花がさらに目立つように美しく進化するとか。

でも良く考えたら、進化って数千年から数万年のオーダーで起こるものですから、僕が生きている間ではそんな進化の影響を享受することはないでしょうね。そういえば、最近花の香りをかいだ記憶がないな、と思いあたりましたが、単に年とともに、嗅覚が衰えているだけなのかもしれません。

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