illustration誌9月号

アート

この雑誌、毎月見てるが、今回(といっても僕が借りて読むのは月遅れ)は「長新太」特集だった。

いつの号だったか、著名なイラストレータに色々な質問をした企画があったのだが、その中で好きな作家として多くのイラストレータが挙げていたのが、長新太である。今回も色々な人が長新太を語っているのだが、比類のないナンセンスと共にプロの目が魅了されるのが、実はその大胆な色使いであった。確かに長新太の絵本には、ナンセンスな要素を取り除いたらミニマリズム系の絵画として成立するようなカットがいくつかある。

でもナンセンスのない長新太はもはや長新太ではない。「アート」として奉られるのは、長新太の望むところでもないだろう。

長新太が亡くなってもう5年になるとのことだが、彼の影響を受けたイラストレータ達が今日もプロを目指して頑張っている。うれしいことに、巻末に長新太の短い作品がふたつ掲載されていた。

コメント

  1. Yume より:

    こんばんは。長新太さんがお亡くなりになってから5年も経つのですね。子供たちが小さい頃にはキャベツくんやブタヤマさんが大好きでした。

  2. artjapan より:

    yumeさん おはようございます。

    キャベツくん、ブタヤマさん、なつかしいですね。我が家も長新太の絵本をたくさん借りたものです。

    娘のためと称して、僕自身が一番楽しんでいたのかもしれませんが。

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