國學院大學博物館

歴史

今日は恵比寿の絵画教室の後に、歩いていける國學院大學博物館を訪れました。

國學院大學博物館

ここは規模は大きくないですが新しく美しい展示スペースがあり、特に考古学と神道に関するコレクションが充実しています。

考古学と神道

考古学セクション

 

考古学セクションでは3種の神器の説明もありました。天皇でさえ見ることを禁じられている鏡として、僕自身も最も可能性が高いと考える内行花文鏡が展示されていたのは興味深い。

3種の神器

未だに邪馬台国近畿説の中核をなす三角縁神獣鏡の展示がないのは少し驚きでした。今や和鏡であることが確実で卑弥呼の鏡であるはずのない三角縁神獣鏡をあえて展示から外しているのは、邪馬台国近畿説イデオロギーに染まった考古学会とは離れた客観的、科学的な立場を明確にしたものと(勝手に)理解しました。

その他、三輪山の祭祀の状況や古墳時代の挙手人面土器など個人的に興味深い展示が多かったです。

企画展示として「和歌万華鏡―万葉集から折口信夫まで―」と題した展示が行われていました。もちろん「令和」の出典である万葉集もハイライトされていました。「新春の令月にして・・・・・」

万葉集巻五

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