雨の日とPlusと

雨の日は意外に本は読まず、なぜかパソコンに向かっていることが多い。気分がメランコリックになるためか、ネットに埋もれた過去をたずねているのだ。

今日もそんな日で、スティーブ・ジョブズが亡くなった日にブログに書いたMacintosh Plusについてサーチしてみた。最初にPlusについての情報が満載のサイトがヒットした。画面を見ているだけで懐かしく、和んでしまう。解説書も出てくるが、確かに分厚くて美しかった。そういえばあの後、僕の友人からメールがあり、写真も送ってくれたのだが、なんと彼はPlusをまだ持っているのだ!これには正直ちょっと嫉妬を覚えてしまった。恐るべき速さで進化していくIT機器で、僕が唯一手放したことを悔やむマシンがPlusだった。

Plusを使っていた頃、僕はデスクトップ・ミュージック(DTM)の真似事をやっていた。残念ながら作曲の才能はないので、他の人の曲のコピーをやっていたのだが、全パートとボーカルを入れた山下達郎の「さよなら夏の日」が、一番の出来だった(と思う)。今はDTMはやっていないが、この曲は今でもギターやキーボードで弾いている。最後に転調してからが僕のテクニックでは苦しく、たまに友人たちと飲み会に行く際は、カラオケでこの曲を楽しんでいる。

この曲は決して帰らぬ若者の夏の日を歌ったものだが、僕は失ってしまったPlusの記憶につながっているのである。

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