アマチュアの楽しみ

最近ちょっと時間を割いているのが、スマートフォン用アプリの制作である。アンドロイドOSのスマートフォンIS03を買ったので、アンドロイドのアプリを作ってみようと思った次第。GoogleのAppInventorという、プログラミングなしでアプリ制作ができるお気楽なソフトで、練習用のアプリを作ってみている段階。

といっても最終的に有料アプリで一山当てようと思っているわけではなくて、あくまで自分の好奇心の範囲である。AppInventorを使ってもアプリの制作はかなり時間を使うので、本を読む時間がなくなってしまっては元も子もない。

ただ、世界の動きは確実にいわゆるプロシューマー(この言葉も古いが)、プロとアマの境がない世界に移行しつつある。音楽にせよ、アプリにせよ、アマがプロ並みの作品を作れる環境は確実に整ってきているので、あとはかっこよさとか使いやすさをイメージできるセンスがものを言う。この領域でプロに迫るアマチュアは沢山いるだろう。だから今後のプロは作品を売ることによる著作権収入よりも、ライブや教育といった双方向的でリアルタイムな活動領域に活路を見出すべきだ。

今はアプリを探求しているように、15年程前には僕のアマチュアとしての好奇心は当時のDTM(デスクトップミュージック:和製英語)に向かっていた。M1というシンセとMacintoshと当時のDTMソフトを使って、全ての音符を打ち込みボーカルも録音したカセットテープがまだ残っている。今聞くと恥ずかしいシロモノだろうが、カセットプレイヤーなど既に我が家から消え去っているので、幸か不幸かその音を聞くことが出来ないのである。

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