読書

フェルマーの最終定理

藤原正彦の数学者は美の追求者である、という議論に触発されて読みました。サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」です。 3世紀の間いかなる数学者の挑戦もはねつけてきたフェルマーの最終定理が、ついにアンドリュー・ワイルズによって証明されるまでの...
読書

国家の品格

最近読んだ本: 「国家の品格」/藤原正彦(新潮社) 「密教と呪術が動かした日本史」/武光誠(リイド文庫) 最近メディアで有名となった「国家の品格」の藤原正彦が、NHKの新日曜美術館でゲストとして出たのを見たのですが、数学者の美への意識が芸術...
アート

太陽の塔

岡本太郎ファンとして恥ずかしながら、万博記念公園に今度のGWに初めて行ってきました。 近畿地方の人にはおなじみの風景なのでしょうが、モノレールを降りて人の流れがはっきりと分かれるのですね。太陽の塔のある公園に向かって高速道路を横断するのは、...
日常の写真

英国人写真家の見た明治日本

ずっと紹介しようと思ってた本のことを今回書きます。イザベラ・バードやラフカディオ・ハーンと同様、明治の日本を愛し旅したハーバート・G・ポンディングの「英国人写真家の見た明治日本」です。 ポンディングはスコット大佐の南極探検に同行した米国の写...
技術

エタノールの仮面

先週末に図書館に行き損ねたので、今週は主にipodを聞いてます。 先週、落語の本を読んだので、「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」なる若手落語家の噺を収録したpodcastの番組を聞きました。一本の時間が30分近いので、普段は中々聞くことがないのだ...
歴史

落語に見る江戸の「悪」文化

最近読んだ本: 「妖怪文化入門」/小松和彦(せりか書房) 「落語に見る江戸の「悪」文化」/旅の文化研究所編(河出書房新社) 「妖怪文化入門」は、憑き物の研究で有名な小松和彦が日本の妖怪研究の現状をまとめたものです。 河童、天狗、鬼など、おな...