アート

怪しの世界

最近読んだ本: (1)「怪しの世界」/橋本治、夢枕獏、いとうせいこう(紀伊国屋書店) (2)「美と宗教の発見」/梅原猛(ちくま学芸文庫) (1)の「怪しの世界」は橋本 治、夢枕 獏、いとう せいこうが、それぞれ、薩摩琵琶、講談および狂言の新...
歴史

古事記の起源

最近読んだ本: (1)「古事記の起源」/工藤隆(中公新書) (2)「中世日本の予言書」/小峯和明(岩波新書) 僕にしては珍しく最新刊を2冊読みました。いずれも新書です。 古事記について、これまでトンデモ系の本を含め色々な本を読んできたけど、...
読書

日本人は思想したか

最近読んだ本: ・「日本人は思想したか」/吉本隆明・梅原猛・中沢新一(新潮社) 今週はこの本だけでお腹いっぱい、という感じでしょうか。日本人の思想の土台から形成、近代における様々な変容を、3人でつぶさに検証して行くという、まことにこの3人で...
歴史

ゴードン・スミスの日本怪談集

最近読んだ本: ・ゴードン・スミスの日本怪談集/荒俣宏監修(角川書店) ・よみがえるカリスマ平田篤胤/荒俣宏(論創社) ゴードン・スミスはラフカディオ・ハーンより少し後に来日し、ハーンと同じように日本に魅せられて、様々な事物の博物的収集を行...
歴史

タオイズムの風

最近読んだ本: ①タオイズムの風/福永光司(人文書院) ②緊急取材・立花隆、「旧石器ねつ造」事件を追う/立花隆(朝日新聞社) ③茶道と十字架/増淵 宗一(角川書店) ④ポストモダニズムの幻想/テリー・イーグルトン(大月書店) 文化って、日本...
日常の写真

雨に唄えば

我が家も年末に薄型TVを買ったのですが、精細な画面を見るにつけ、これはやはりメディア的変革だなと改めて思います。 で、思い出したのが、あの古典的ミュージカルの「雨に唄えば」です。「雨に唄えば」は、映画が無声映画からトーキーに移り変わる変革の...