読書

酒呑童子の首

最近読んだ本: ・酒呑童子の首/小松和彦 (せりか書房) ・【図集】幕末・明治の生活風景 外国人の見たニッポン/須藤功(東方総合研究所) 「酒呑童子の首」は、小松和彦が中世の代表的な鬼退治譚である酒呑童子を題材に、民衆にとって鬼とはいかなる...
技術

Stay hungry. Stay foolish.

Podcastの番組をチェックしてたら、AppleのSteve Jobsが2005年にStanford大学の卒業式で行った講演のビデオを見つけたので、今回それについて。 マッキントッシュを作り出したAppleやアニメーションスタジオのPix...
読書

聖徳太子の仏法

最近読んだ本   ・聖徳太子の仏法/佐藤正英(講談社現代新書)  ・桜香富士(世界文藝社) 聖徳太子は、日本がその国としてのアイデンティティを確立しようとした時に登場した謎の人物です。 日本書紀には、仏教の伝来、遣隋使の派遣、律令制度への移...
探検

かぐや

JAXA(宇宙航空研究開発機構)が募集していた月面探査衛星の名前が決まりました。大方の予想通り、というかみんなこれしかないと噂していた通り、大本命の「かぐや」でした。 やっぱり月面探査ですから、日本最古の物語とも言われる竹取物語にまつわる由...
読書

「おたく」の精神史

このブログで紹介している本の多くは図書館で借りています。でも書店に行って面白そうな本、主に新書ですが、を見つけると、やっぱり買ってしまう事も良くあるのです。 大塚英志がいわゆるおたく向け漫画雑誌の編集者および作者として関わった実体験を下に書...
読書

暗号解読

「フェルマーの最終定理」に続くサイモン・シンの「暗号解読」を読みました。ハードカバーで約500ページの長編なのですが、今回も最初から最後までむやみに面白かったです。 「フェルマー」の時に、サイモン・シンは特に数論の応用としての公開鍵暗号方式...