~都市と塔のものがたり~

歴史

今日はとてもGWらしい1日の過ごし方をした。昼前は江戸東京博物館でスカイツリー完成記念として開催されているザ・タワー~都市と塔のものがたり~を見に行った。正直、スカイツリーそのものにはあまり興味はないのだが、塔に関わる博物誌的な興味は大いにある。

エッフェル塔、東京タワー、通天閣そしてスカイツリーと、高い塔には常に人々の希望や夢が込められてきた。塔は様々な記憶を喚起するタイムマシンであり、走馬灯であり、万華鏡だ。

この展覧会は博物誌的に正統な手続きを提示するかのようにバベルの塔の銅版画からスタートする。フェノロサが「凍れる音楽」と評した薬師寺の東塔の水煙(模造)やかつて谷中に存在した五重塔の画、明治の東京築地ホテル館や第一銀行、愛宕山に存在した塔からの眺望図など、塔にまつわる事物が興味深い。

そしてエッフェル塔である。オルセーから提供された資料が豊富で素晴らしい。設計図やコンペでエッフェル塔と競ったブルデの太陽の塔の資料、建設中のエッフェル塔の写真や絵葉書の数々、次の万博で提案されたエッフェル塔の改造計画など、どれも見るだけで楽しくなってくる。

浅草の凌雲閣、東京タワー、通天閣と時代は巡るのだが、展示された数多くの資料がそれぞれに固有の物語を物語る。思えば僕らの子供時代は、怪獣が東京タワーを壊すのがお約束だった。例えばウルトラQのガラモンが東京タワーを壊す場面なんかも映像で展示されている。通天閣のビリケンさんの模造品もある。大阪の人には常識なのだろうが、ビリケンさんが舶来品だったとは知らなかった。

最後に各タワーの大きさ比較がある。もちろんスカイツリーが断トツに高いのだが、各タワーに並べてガラモンが40mと出ている。ガラモンが40mでは東京タワーを壊すことはできないので、ガラモンは2体あったのか??というように子供の時の記憶まで総動員して楽しめる、GWではオススメの展覧会である。

ミュージアムショップで昭和こども関係の本と小さなエッフェル塔を189円で買い求め、館内で食事をした後、午後は両国からほど近い亀戸天神の藤まつりに行ってきた。

ちょうど神楽殿で巫女舞をやってたので、雅な踊りを見学。

もちろん、「塔」もばっちり見えました。

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