福岡の遺跡を歩く

先月末福岡に帰省した際に、古代史関係の遺跡を歩きました。

最初に訪れたのは日本の稲作が最初に行われたとされる板付遺跡。福岡空港に近いこの著名な遺跡も実際に訪れたのは初めてです。縄文後期から弥生時代の環濠遺跡が復元されています。

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住居も復元されていますが、実際にこのような外観だったかどうかははっきりとは分かりません。

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古くから発掘された遺跡で環濠には草が茂ってました。

春日市の「奴国の丘歴史博物館」は板付遺跡からほど近い丘陵地帯にあります。ここは魏志倭人伝に出てくる奴国の甕棺など、豊富な出土品が展示されています。

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ボランティアの方が手作りの資料を使って丁寧に説明してくれました。

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手書きだけど時代の変遷がわかる良い資料でした。

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甕棺墓はふたつのドームに収められています。

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漢から金印を授かった奴国王の2代ほど前の王のものと見られる墓石もここに移設されています。中国鏡、銅剣、銅矛さらにガラスの壁や勾玉など多数の出土品から、奴国王と比定されたものです。

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太宰府にも足を伸ばしました。政庁跡の整然とした礎石が大陸への玄関口として栄えた太宰府の盛時への郷愁をさそいます。

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太宰府政庁跡のすぐ近くに観世音寺があります。ここは天満宮と少し離れているので足を運ぶ人が少ないのですが、5m前後の巨大な仏像群(重文:撮影禁止)は見るものを圧倒する迫力があります。また菅原道真がその音を聞いた日本最古の梵鐘(国宝)がいまだに時を告げていることは凄いことです。

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もちろん天満宮にお参りして、

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最後は天智天皇が唐、新羅の攻撃に対処するために築いた全長1.2kmと巨大な土塁の「水城」を見学しました。あいにく高いところから展望できる場所が整備中だったので、周辺を歩いて帰りました。

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古代から絶えることなく栄えてきた福岡にはこのように数々の古代の遺跡、遺構が点在しており、帰省にからめては少しずつ見学して歩いているのです。

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