箸墓古墳

性懲りもなくまた歴博が邪馬台国は近畿説で決まり!というようなニュース(というよりもはや定期的プロパガンダ)を流してます。

今回も何も新しい発見がある訳ではなく、邪馬台国問題を確定するには精度に問題のある炭素年代測定法を用いて、箸墓古墳の周辺で発見された土器が邪馬台国の年代に重なることが決定的になった、と一方的に言っているだけです。

今回歴博が発見したと言っている内容は今まで歴博が流してきた情報となんら変わるところがありません。ひとつの論点である炭素年代測定法について、精度が高まったというような技術的な展開があったわけでもない。ですから、これまで無批判にニュースとして流し続けてきたマスコミも、これはおかしいのでは?という声があってしかるべきでしょう。それがマスコミの見識というものです(そんなものは日本のマスコミには最初からないのかもしれないが)。

ちなみに歴博の主張は、宮内庁いうところの歴代天皇陵の発掘を禁止していることでかろうじて成立していると思います(今回も歴博が発掘、分析した土器は、箸墓古墳の周辺であって内部ではない)。もし、内部が発掘されたら、歴博のこれまでの主張は一気に崩れる可能性が高い。所在が明治時代に決定され多くの誤謬が指摘されている「歴代天皇陵」を最新の機材で調査することを拒んでいる宮内庁と歴博は、ある種の運命共同体だといえるでしょう。全く困った人達なのです。

ところで歴博は千葉県の佐倉市にあります。もしこの方面に出かけられたら、歴博に行くこともある意味面白いかもしれません。しかし僕としては、川村記念美術館を訪れることをお勧めしておきます。

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