冷蔵庫の電力を測る

地震と原発

東電の値上げもあるので、家庭内の電力を測ることにした。手始めは冷蔵庫だ。電力は写真のようなワットメーターで簡単に測ることができる。KWあたりの電気料金を設定すれば、一日の電気代が一目で分かる。

写真のように我家の冷蔵庫は一日に62円、1ヶ月に1860円ということになる。もう10年以上前の製品なので、最新の製品なら電力消費は半分以下だろう。しかし電気代が10%上がることを見越して買い換えたとしても、元を取るのには10年位かかることになる。物事には常に光と影がある。省エネの冷蔵庫に買い換えることで電力量はある程度減らせるが、今度は大量の廃棄物を早めに生み出すことになる。色々考えて冷蔵庫の買い替えは今回は行わないことにした。

全体的なスケールで言えば、原発を止めることで老朽化した火力発電所を無理に稼働させることによるリスクが生じる。火力発電所が生み出す空気中への廃棄物は確実に気管支系の病気を増大させるだろう。竜巻で改めてその恐ろしさを知った地球温暖化も確実に進行する。電気代が上がれば、経済的な理由から暑さを我慢せざるをえない人も増える。原発の再稼働にヒステリックに反対する人たちは、昨年熱中症で1,731人(一昨年は236人)が亡くなったことを知っているのだろうか。

今年は特に暑くなりそうな予感がする。実際もう暑いし・・・。

 

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