カクレンボ・ジャクソン

この絵本は目立つのが嫌いなシャイな女の子が、なぜか呼ばれてしまった王様の舞踏会のため、目立たないような着物を自分で作るのだが、それがかえって評判になり、人気の仕立て屋さんになるというお話。カクレンボ・ジャクソンという題名は、主人公のジャクソンがいつも背景に隠れてしまうような服を着ているから。

チャンスは決して逃さないように、というのが一般的な教訓かもれないが、人にはそれぞれの適性があるという教訓としては成立している。

絵本の教訓的側面などはどうでも良い。この絵本の中には絵と物語が調和したとても楽しい世界が広がっている。それがなにより重要なことだ。

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