チョークと現代美術館

日常の写真

このところ毎年のように正月休みに東京都現代美術館に足を運ぶ。今年もそうやって1年が始まったのだが、清澄白河駅から現代美術館への道に、懐かしい印を見つけた。

道にチョークで絵を書くのは、僕も小さいころよくやったが、最近はとんと見かけない。チョークもそれを売っていた駄菓子屋もいまや過去の物なのだ。しかし深川という下町には駄菓子屋もチョークもまだ現役らしい。

現代美術館では、通路でお正月のサービスといったところだろうか、「書初めアート」をやっていた。

正月恒例の無料展示としては「アンデパンダンの時代」展の他、よく知らないピピロッティというアーティストのビデオアート作品とパフォーマンスアートの森万里子の特別展示が行われていた。

「アンデパンダンの時代」展は1950年前後のイデオロギーとか反芸術の時代を感じさせる充実した展示だった。ビデオアート作品のひとつが、チョークで道に線を書く映像を使った作品だったので、一瞬、先ほど見たチョークの「線路」は屋外アートだったか、と思った。でもそんなはずはなく、きっと僕が良く遭遇する「共時性」のひとつなのだろう。

久しぶりの現代美術館は少し配置が変わっていた。ミュージアムショップは以前図書館があったところに移動し、ミュージアムショップがあったところには、僕の大好きなヤノベケンジの作品が鎮座していた。

スカイツリーのある押上は、清澄白河から3駅先なので、お正月気分で足を伸ばした。国の衰退の兆候とも言われるスカイツリーだが、実際に見るとやっぱり大きくて素直に感心してしまった。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

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