2010-09

政治

夏の終わり

夏が終わってしまった。とても残念なことに。 おそらく今年の夏の暑さを悪夢のように感じている人も多いだろうが、僕は暑いのは比較的大丈夫なのだ。反面、寒いのは苦手だ。だから、大好きな夏が終わるのは人一倍つらい。今年の夏であっても。 夏の終わりと...
山の写真

金峰山

昨日の金峰山行は素晴らしい好天に恵まれた。山行の間じゅう富士山がきれいに見えたのだが、これはめったにないことだ。 標高が1,000m余の先日の箱根山行は暑さでまいってしまったが、今回の金峰山は標高2,599mでほとんど汗もかかなかった。やっ...
日常の写真

猫町紀行

アンソロジー「架空の町」を読み進めている。掲載された20余の短編は、それぞれに不可思議な架空の町へと僕を連れていってくれる。 日本の短編の中には、萩原朔太郎の「猫町」に直接の影響を受けた作品がいくつかある。つげ義春の「猫町紀行」もそのような...
読書

その日の天使

中島らもの「その日の天使」 日本図書センター ハードSFの後は、やっぱり中島らもである。何の脈絡もないじゃないかと言われそうだが、そのとおり。希望と知性にあふれた正統派SFのJ.P.ホーガンと、はちゃめちゃの限りを尽くす中島らもは、まったく...
日常の写真

鍋島

今日は六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の「鍋島 誇り高きデザイン」展に行ってきた。 江戸時代に鍋島藩から徳川将軍への献上品として作成された格調高い磁器の展覧会だ。最初は、同じく六本木の「マン・レイ」展や出光美術館で開催中の「日本...
読書

星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」 創元SF文庫 僕の時代に全ての男の子が見た夢、それはいつの日か人類が技術の粋を集めた宇宙船を作って惑星間航行を実現するというものだ。そして惑星間に人類が縦横無尽に展開するという骨格のSFが、スペー...