広重「名所江戸百景」の世界

アート

連休は相変わらずぶらぶらとしている。1日は太田記念美術館で開催中の『広重「名所江戸百景」の世界』展を見に、原宿に出向いた。

地下鉄を降りると、表参道ヒルズの地下3階で海外のアーティストがキティちゃんを題材とした展示会をやっていた。無料だったので立ち寄ったが、裸になった様々な人の写真にキティちゃんの画像を組み合わせたもので、退屈だったのですぐに退散した。

原宿のきらびやかな街並みのそばを、メーデーの行進が続いていた。「シュプレヒコール」とか「普天間・・・」などという声が飛び交い、いつもとは違った雑然とした空間になっていた。でも一歩、太田記念美術館に入ればそこは江戸。広重の「名所江戸百景」の中でも有名な「亀戸」とか「夕立」とかも展示されており、外人客も多かった。

この美術館はラフォーレの近くにあるが、そのすぐ近くに現代の浮世絵師とも称される横尾忠則の期間限定ショップがあるはずだったのだが、なぜか見つからなかった。

ショップ探しに失敗した後、竹下通りを通って帰ったのだが、あまりの人の多さに疲れてしまった。「江戸百」は江戸の人気スポットめぐりなのだが、竹下通りを通過している時は、桃源郷からの帰り道のような感じがした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました