横尾忠則:The Artists

アート

六本木21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「横尾忠則:The Artists展」に行ってきました。

今、現代美術館でも横尾忠則の回顧展が行われているのですが、横尾の回顧展って過去に何度も開催されていて僕はもう2度行っているのです。ということで今回は彼が世界中のアーティストの肖像画を描いたというThe Artists展に行ってきました。ちなみにカルティエ財団の企画で入場無料です。

今回の展覧会の肖像画はすべて今回の企画展のために制作されたもので全139作品、33 cm×24 cmの比較的小さなサイズで統一されています。選ばれたアーティストは画家、写真家、建築家、思想家、科学者など世界で活躍するスター達らしいのですが、残念ながら7割方は知らない人でした。

横尾の手にかかった作品はどれもアーティストの個性が溢れ出るかのように生き生きとしており、作家を知らなくてもこんな人だろうな!と想像できてしまいます。横尾の観察力、人格を抽出する力、そしてそれに様々な引き出しで生命を吹き込む手腕はさすがと言わざるを得ません。

基本的に皆現代の作家達ですが、なぜか1名、過去の作家が描かれていました。モーツァルトです。

息をするがごとく次々に名作を生み出したと言われるモーツァルトですが、横尾忠則も息をするように絵が描けることを表した、というのは僕の勝手な憶測です。

コメント

  1. 伊東真祐美 より:

    こんばんは

    お教室でお世話になっております。
    ブログ拝見しました。

    横尾さんの絵は本当に個性が光っていて生き生きとしていて素敵ですね。
    素晴らしいです。

    ブログ主さんの奥深くまで絵を観て、読み解く力も素晴らしいと思いました。
    私もブログ主さんのように絵を観る目を鍛えていきたいです。

    横尾さんの展覧会行ってみたいです(*´꒳`*)

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