連休中、「昭和少年SF大図鑑展」に引き続いて行ったのが、オペラシティ・ギャラリーで開催されている鴻池朋子の「インタートラベラー展 神話と遊ぶ人」である。僕は「神話」という言葉に弱いのだ。
若手のホープとの触れ込みだが、その言葉に偽りなく、充実した内容の展覧会である。基本の描写力がすばらしいが、それ以上にひとつの完結した物語世界を構築しているイマジネーションの力がすごい。さらにビデオ作品を含めたディスプレイが良く考えられている。
鴻池は将来、村上隆のようなスターになる要素を十分に備えていると思う。
オペラシティの広場では、オカリナを吹く人がいた。こちらもとても上手だった。オカリナが表現力のある楽器であることを今回始めて知った。カメラマンが撮影していたので、もしかしたら結構有名な演奏家なのかもしれない。
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