悲しき熱帯

4月 25

ブログ作ろうと思ってたのですが、強い動機がなくて、ずっと行動に至りませんでした。最近、とあるメーリングリストで友人にブログを薦めておいたことを指摘され、ついに読書系のブログを作ると宣言しました\(^o^)/

そんなわけで、とりあえずはスタートさせることに。何事もきっかけが大事ですよね。

僕は比較的良く本を読む方だと思うのですが、読書スタイルはちょっと変わっていて、日曜日に図書館に行って面白そうな本を同時に3~4冊借ります。そのうち気に入った本のみを読み進める訳です。すべてが面白いと感じれば、同時に3冊読むこともあります。特に面白いと感じたり、読み返したいと思えば、その本を買うこともあります。

今回丁度読み終わった本が、レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」です。といっても、いつもこんな歴史的名著と言われるような本を読んでいるわけではありません。ましてや、20世紀を代表する思想家であり現代の文化芸術に計り知れない影響を与えたレヴィ=ストロースの、民俗学的な議論や構造主義との関連を語ることは、僕の能力をはるかに超えています。

僕はこの偉大な思想家の回想録(もちろんそれ以上のものですが)を単純に冒険小説、そして娯楽ノンフィクションとして楽しんだのです。

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第2次世界大戦が始まろうとしているころ、マラリヤ、鰐、ピラニア、妖術師の支配する南米の奥深く分け入り、あるときはカービン銃を片手に騾馬に揺られ、あるときはあやしい運転手の運転するトラックで、あるときは小さなカヌーで、いまだ白色人種と接触のないインディオとの出会いを求め密林をさまよう様は、インディアナ・ジョーンズ顔負け、というより、これ以降の冒険小説・映画は、この著作の圧倒的な影響下にあるのでは、と思えてしまいます。

著者はこの冒険の間に作ったという四行詩や、戯曲の一節まで、この本の中で披露してます。まさに娯楽超大作といっても過言ではありません。

ちなみにレヴィ=ストロースの父親は浮世絵の愛好家だったそうで、彼自身、日本の芸術および神話に深い関心を寄せています。日本を訪れた際には、九州を訪れ、高千穂の風景に感激したと伝えられています。

神話に関しては僕としてもたくさん語りたいことがありますが、今回はこのあたりで。

次回は・・・いつのことやら、のんびりやりますのでよろしくね。

探検

Posted by artjapan