技術

幾何学構造

今週は満足に読書をする時間がありませんでした。これを機会にちょっとこれまでの記事を読み返してみたのですが、本題の過去の日本に関する記事に混じって(まったく素人なのに)生命学についての記事がいくつかあることに自分ながら不思議な気がしました。 ...
読書

南海の太陽児

物語は三浦半島の突端、観音崎の小高い丘の上の白亜の建物に住む主人公の青年の元に、奇怪な旅人が嵐と共に現れるところから始まります。刺客に襲われた旅人が息絶えようとする間際に明かされた、主人公の驚くべき出生の秘密とは・・・。 少年少女小説体系第...
歴史

逝きし世の面影

ハーン、バード、ポンディング、バルト・・。このブログでは、過去の日本を旅した外国人の旅行記を好んで紹介してきました。それは単なるノスタルジアというより、江戸から明治の頃の日本が現代と比べて、あるいは同時代の他国と比べて、全く異質かつ驚異的な...
歴史

明治おもしろ博覧会

横田順彌って日本の古いSFの研究で有名な人ですが、特に明治から大正にかけての日本の痛快な人物を語らせたら、この人の右に出る人はいないでしょう。数多い著書の中には、「快男児押川春浪 日本SFの祖」なんていうのもあります。 今回読んだ「明治おも...
読書

神は妄想である

「閣下、私はそのような仮説を必要としなかったのです」   神に言及することなくこの本をどうして書き上げることが出来たのかとナポレオンから問われたラプラス(数学者)の答え 「信仰者の方が懐疑論者よりも幸福であるという事実は、酔っ払いの方が素面...
歴史

世の途中から隠されていること

僕は本は図書館か書店で手にとって選ぶことにしており、書評というものはほとんど読みません。ただ、日経の日曜日の書評ページに「半歩遅れの読書術」という欄があり、前回のブログでも触れた田中優子が現在コラムを書いており、それだけはこのブログの趣向と...