歴史

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外国人が見た古き良き日本

久しぶりにブログを更新します。本を読んでなかったわけではないのですが、なんやかんやと忙しくて、つい更新しそびれていました。 「外国人が見た古き良き日本」(内藤誠:Bilingual Books) 題名につられて借りてみたのですが、幕末から明...
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江戸化物草子

アダム・カバットの「江戸化物草子」(小学館)を読みました。 江戸時代のお化けに関するいくつかの黄表紙を紹介したものです。アダム・カバットって良く知りませんでしたが、アメリカ人で、日本文学の研究者らしいです。黄表紙におけるお化け物って、おどろ...
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ジャパンクールと江戸文化

奥野卓司の「ジャパンクールと江戸文化」(岩波書店2007年)を読みました。 著者の文化人類学的視点がしっかりしていて、内容も共感することが多かったです。最近は「あたり」の本が多いです。 渡辺京二の「逝きし世の面影」が孤立した文明としての江戸...
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ウズメとサルタヒコの神話学

前回読んだ荒俣弘の「奇想の20世紀」も、今回読んだ鎌田東二の「ウズメとサルタヒコの神話学」(大和書房)もハードカバーなので、揺れる通勤電車で読んでいると、段々手が疲れてきます。それなので、時々本をかばんに戻して、ipodで最近のpodcas...
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奇想の20世紀

荒俣宏の「奇想の20世紀」(NHK出版)はとっても荒俣宏らしい本、輝かしい未来イメージのデパートのような本です。 20世紀はパリ万博で始まったといって過言ではありません。荒俣宏は例によって豊富な資料を駆使し、1900年のパリ万博に詰め込まれ...
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江戸のファーストフード

江戸の食事情を紹介した本って結構たくさん出ているのですが、今回僕が読んだのは、大久保洋子の「江戸のファーストフード」(講談社選書メチエ)です。 家康が作った新興の都市江戸は建設ラッシュで始まりました。それが火事や地震で次々に壊れては建て直す...