地震と原発

地震と原発

少し変わってきた「放射能」の風向き

精神科医の立場から常に鋭い批評を行なっている斎藤環氏も、現在の放射能レベルのリスクが非常に低いものであり、原発事故による最大の被害は、子どもの“放射能トラウマ”であることを指摘している。 その観点でいわば最大の加害者であるマスコミの風向きも...
山の写真

帰省して唐津くんちに行く

2日夜から福岡に帰省していた。帰省にかけての温泉旅行第2弾だ。前回は湯布院、黒川温泉というメジャー路線だったが、今回は古湯温泉という佐賀のちょっとマイナーな温泉。 丁度唐津くんちが行われていたので、見物していくことにした。いろいろな山車が出...
読書

放射能は怖いのウソ

親子で考える放射能Q&Aと副題されていることからも、この本の主なターゲットは子供を持つ母親達だと考えて間違いない。QA形式で書かれており、福島の原発事故による放射能の影響を分かりやすく解説している。 僕も福島の事故に関して様々な人たちと意見...
読書

原発報道とメディア

これは原発事故以降、最も早い段階で書かれたメディア論のひとつだ。 まずなぜ原発の事故が防げなかったかについて、僕はこのブログでも、反対派と推進派の談合的な「空気」の形成について書いたことがある。筆者は反対派と推進派の議論が決して最適解にたど...
読書

<不安な時代>の精神病理

香山リカはマスコミなんかによく出てくるが、一応臨床の精神科医だ。でもこの本の内容は臨床の立場から日本人の震災後の心理を分析したというより、震災を通して日本の課題を広い立場から考えてみた、というような大まかで散文的な内容である。また、この人の...
読書

日本復興計画

僕も震災が起こってすぐ原発のウオッチを始めた。僕は自分なりに情報収集し考えたつもりだったが、大前研一氏のビデオや提言を見て、さすがにちょっとレベルが違うと感じた。 この本は大前研一氏が震災の収まらない内からその後の情報をまとめ、今後の日本の...