2012-05

アート

ろくすっぽ現代

これは先日行った公募展SICF13で、「盲目泥棒」氏のブースで入手した本。本といっても綴じるだけの簡単な製本がしてあるだけ。 文章は面白い。現代の不安を鋭く切り取った言葉がある。語りも軽妙だ。人を喰ったところもある。 ろくすっぽ現代という名...
アート

物語論

今の若い人は情報を仕入れることに興味があるみたいだけど、私は情報というものを仕入れないんですよ。 専門的な情報を集めてものを見るというのは「何かをわかるための鍵がある」と考えているから出てくる行動でしょう?でも、私はそういう鍵を持たないまま...
山の写真

昭和ちびっこ 未来画報

これは東京江戸博物館で開催された「塔」にまつわる展示を見に行った時に、ミュージアムショップで買い求めたもの。僕らはこの本に転載された1960年~1970年代の未来予測図の数々に、半分はそんな訳ないだろ!と疑いながらも、胸を踊らせながら見入っ...
絵本

いったいどうした?セーラーとペッカ

これは楽しいとしかいいようのない絵本。一見、長新太と似たハチャメチャ&シュールな路線に見えるのだが、実は物語は長新太のようなぶっとんだ展開も破綻もない。ただ登場人物が限りなくのんきで、それぞれに自分の世界を生きているだけだ。 ただそれだけな...
アート

SICF13の受賞式

昨日行った公募展SICF13の授賞式を、本日の夜にUSTREAMで中継していた。グランプリは吹きガラスによる「声の風船」という作品だった。 印象に残る作品だったが、グランプリに輝くとは思わなかった。その他もいくつかの賞が発表されたが、切り絵...
アート

SICF13と根津美術館の燕子花

今日は青山のふたつの美術展に行ってきた。最初はスパイラルホールで開催中の公募展形式のアートフェスティバルSICF13である。SICFはもう13回目となるそうだが、行くのは初めてだ。SICFは完全に公募形式で選ばれた100組のアーティストが小...