2008-06

読書

論理パラドクス

三浦俊彦の「論理パラドクス」(二見書房) 「すべてを疑うか、すべてを信じるかは、二つとも都合の良い解決法である。どちらでも我々は反省しないですむからである。」アンリ・ポアンカレ   最近とみに頭の働きが鈍くなってきたと感じているので、論理学...
日常の写真

オズの魔法使い

僕のipodは、youtubeからダウンロードした過去の音楽やミュージカルの動画が多くなってきました。最近では懐かしい「オズの魔法使い」でジュディ・ガーランドが「Somewhere over the rainbow」を唄うシーンが加わりまし...
アート

なぜこれがアートなの

アメリア・アレナス「なぜこれがアートなの」(淡交社) アメリア・アレナスという人は、MOMAの教育プログラムの専門家としてギャラリー・トークで人気を集めた人らしい。この本では沢山のアート作品が、写真入で紹介されているのだけど、美術史のどこに...
アート

かざりの日本文化

「かざり」の日本文化/辻惟雄(角川書店) この本では、「かざり」というキーワードで、美術史家や服飾専門家などが日本の装飾文化を語ったものを、辻惟雄が監修したものです。前に読んだ本「日本美の構造」とは正反対に、日本文化の装飾性を肯定的に眺めた...
アート

日本美の構造

日本美の構造/田中日佐夫(講談社現代新書) 図書館で、日本の美に関する本をいくつか借りてきたうちのひとつが、この本です。タイトルにも関わらず、日本の美に関するエッセイ集というような感じの、あまりまとまりのない本でした。でもいくつか面白い論点...
読書

般若心経のこころ

「般若心経のこころ」(プレジデント社) この本は、梅原猛、瀬戸内寂聴、他、様々な人たちが般若心経について語ったものです。で面白かったのは、梅原猛、瀬戸内寂聴の対談ですね、やっぱり。 瀬戸内寂聴は最近日経新聞日曜版に、彼女がこれまで様々な作家...