2008-06

アート

演劇入門

平田オリザの「演劇入門」(講談社現代新書) アートの本はいろいろ読んできました。アーティストが書いたもの、評論家が書いたもの、哲学者が書いたもの。でも考えてみればそれらのほとんどは、絵画に関するものでした。そこで今回は平田オリザの「演劇入門...
アート

眼の快楽

中村真一郎「眼の快楽」(NTT出版) この本は、中村真一郎が足を運んだ展覧会と、気に留まった絵についてのエッセイです。中村真一郎の著作を読んだのは初めてでしたが、豊かな学識を背景に彼の日常に入り込む絵との対話を綴っており、楽しく読みました。...
歴史

江戸の歴史はねじ曲げられたか?

古川愛哲の「江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた」(講談社+α文庫) 題名につられて借りました。いったい大正時代に歴史を書き換えるような陰謀があったのか? ところがです。この本で古川愛哲が主張していることは、ちゃんばら活動映画が大正時代に生...
歴史

邪馬台国の会

日曜日に「邪馬台国の会」の講演会に行ってきました。邪馬台国九州説の安本美典先生が主催する会なのですけど、近畿説の石野信博先生との対決対談だということで、久しぶりに参加しました。 安本先生は、近畿説がいかに根拠がないかを相変わらず元気に主張さ...
アート

京都、オトナの修学旅行

図書館で芸術、歴史関係の本をいくつか借りました。で、最初に手に取った本は、ほぼ確実に面白いことが分っている赤瀬川原平でした。 「京都、オトナの修学旅行」は、美術史家の山下裕二と赤瀬川原平のコンビが日本美術をめぐって珍道中を繰り広げるシリーズ...
読書

情報は一冊のノートにまとめなさい

奥野宣之の「情報は一冊のノートにまとめなさい」(Nanaブックス) 図書館から借りている本を読んでしまったので書店をのぞいていたら、ノートに手書き風文字という装丁に引かれて買ってしまいました。 中身は情報の蓄積、整理術なのですが、それに対す...