徳川美術館

連休はなぜか名古屋経由で実家の福岡に来てます。名古屋から携帯でブログの更新をしようとしたのですが、なぜかうまくいきませんでした。

名古屋では家族と一緒にお城やトヨタの博物館に、熱田神宮と徳川美術館には僕一人で行ってきました。トヨタのテクノ・ミュージアムは、豊田織機の展示とトヨタの自動車の二本立ての展示なのですが、織機の展示は意外に面白かったです。でもなんといってもトヨタ最初の自動車AA型の美しさは比類がなく、トヨタのその後のいかなる最新の自動車も遠く及ばないフォルムだと感じました。車の美しさは、それに掛けられた夢の大きさに比例するのかもしれません。

熱田神宮は、僕の他はほとんど外国人ではないかと思えるほど日本人は少なく、中国語他のアジアの言語が飛び交っていました。御祭神(アマテラス、スサノオ他)が分かっているのかしらないですが、真剣にお参りしてる外国人も多かったです。ここの宝物館では、節句にちなんだ『皇室ゆかりの御人形と五月飾り』の展示を見ました。

徳川美術館はさすがに日本人が多かったです。せっかくボランティアの方の解説が用意されていたのに、参加者は僕一人で、ほとんどVIPのように丁寧に解説して頂きました。美術館や博物館は解説の有り無しでは全く面白さが違うのに、日本人の余暇は少し忙しすぎるのではないでしょうか。

常設展では、61万石の尾張徳川家の贅を尽くした美術品や大名道具が展示されており、名門大名の暮らしぶりが分かって、中々面白かったです。お茶の道具も色々と展示されていましたが、僕はやはり刀とか具足などの武具の方が面白かったな。

企画展の「桃山・江戸絵画の美」展は、とても充実した内容で良かったです。狩野派から土佐派、南蘋派、そしてその後の画家たちの名品が展示されており、大名の御用達の画家の系列が中心とはいえ、日本画の変遷が分かって、とても勉強になりました。丸山応挙が数点ありましたが、鯉の絵がとっても良かったです。

ということで実家のパソコンから、ここ数日分についてのブログの更新をしました。

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