マグリット展

アート

昨日は考古学の集まりに行く途中に六本木に寄り、ミッドタウンのフジフィルムスクエアの写真展を見た後、国立新美術館で開催中のマグリット展を見ました。

ミッドタウンから国立新美術館に歩く途中に建設中のビルがあります。通り過ぎるうちにマグリットの代表作「マンハイムの地所」の鷲が隠れている気がしてきました。

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シュールレアリスム絵画というと、去年汐留でキリコの展覧会がありました。展覧会の狙いは、初期の偉大な作品のレプリカだと評判の悪い晩年の作品の再評価だったのですけど、僕は残念ながらそれらは再評価に値しないと思いました。そのキリコから多大な影響を受けたマグリット。今回の展覧会では、各年代における一級の作品が集められており、こちらは充実した内容でとても楽しめました。マグリットはイメージと言葉を自在に操る名人で、チェスもうまかったそうです。僕にとってのマグリットのイメージは、そうですね、イメージの魔術師というより、手品師でしょうか。

ということでマグリットの昼と夜のイメージに触発された国立新美術館の写真。

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