地震と原発

地震と原発

2つの分岐点

今回の福島原発の危機が、想定を越える規模の地震に一次的な原因があることは明らかだ。また、福島原発のプラントが1972年から継続的に、設計上の脆弱さを指摘されたきたシロモノだということもどうやら、事実らしい。具体的には格納容器が小さすぎて、電...
地震と原発

首相のやるべきこと

首相はやるべきことをやらねばならない。原発はかなりやばい状況だが、今のところ、良いシナリオで落ち着く場合も、悪いシナリオで落ち着く場合もどちらもあると思う。専門家じゃないので、どっちに転がるかは分からない。 悪いシナリオに対する検討は、既に...
地震と原発

2号機燃料棒露出

書きたくないが、原発の事態は深刻である。2号機の燃料棒が一時完全に露出したそうだ。信じられないことだが、燃料切れが原因らしい。現在また水の注入が再開されたらしい。 最終的には電源系統を回復する必要がある。日本では全く報道されていないが、ひと...
地震と原発

建家の爆発だった

12日21時 枝野官房長官から炉心本体の爆発ではなく、充満した水素の爆発による建家の崩壊であることが明らかにされた。本体を海水で満たして冷却するということだが、それしか方法がないということなのだろう。だが結果として冷却がうまくいけば良いので...
地震と原発

避難範囲を拡大

12日19時30分 そうなって欲しくないのであえて予想しなかったのだが、事態は確実に懸念した方に向かっている。避難範囲が第一原発と第二の両方で20kmに拡大された。 何らかの事実があるから指示を変更した訳だが、その事実を公表しないのは、事態...
地震と原発

事態の把握できず

官房長官の説明も保安院の説明も、要するに情報が掴めていないというものだ。 保安院が肝心の原子炉に損傷があるかどうか全く分からないというのは多分ウソで、何らかの情報を掴んでおり推論もあるが、官邸から口止めされていると考えるべきだろう。 池田信...