アート

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岡本太郎と政治の関係

最近、リアルの読書量が減って、オンラインの青空文庫の出番が増えた。その理由の一つが、震災の影響で図書館の閉館時間が早くなり、仕事の帰りに寄れなくなったことだ。 公共の設備でも省エネに励むのは結構だが、図書館は多くの人が読書、勉強、情報収集に...
日常の写真

岡本太郎展

震災で直接の影響を受けたわけでもないが、かといって明るい気分にはならない。自粛ムードは良くないと分かっていても、皆回りを見渡して静かにしていなければならないような空気が充満している。そうだ、こういう時はあの人に会いに行こう。ということで、竹...
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英彦山ガラガラ

今回の旅行では初めに福岡県の英彦山を訪れた。英彦山は山形の羽黒山、奈良熊野の大峰山とともに日本三大修験山のひとつに数えられる霊峰だ。でも今回ここを訪れたのは、単に土鈴が欲しかったからだ。 これが英彦山ガラガラ。土鈴の中でも最も素朴な形をして...
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杉浦茂 自伝と回想

どうやら僕は脳天気でハチャメチャな絵が好きらしい。僕のお気に入りの長新太の絵本には卓越したナンセンスと独特の色彩があった。杉浦茂の漫画もハチャメチャとナンセンスでは負けていない。そして長と同じように、数多くのアーティストに影響を与えてきたこ...
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冒険王・横尾忠則

これは3年ほど前に世田谷美術館で開催された横尾忠則の、大規模な回顧展の画集だ。この画集を見ると、この展覧会の存在を知っていながら行かなかったことが今さらながら悔やまれる。それほど充実した内容が盛り込まれている。 写真は少し切れているが、これ...
日常の写真

100均フリーダム

久しぶりに大笑いすると共に考えさせられた一冊。作者の内海慶一はかつて「ピクトさんの本」で、赤瀬川原平に匹敵するような路上観察術を編み出した人だ。あの時は路上標識だったが、今回はこともあろうに100均である。 100円均一商品の不正確な造形、...