アート 表徴の帝国 日本という異境に魅せられた探求者といえば、やはりレヴィ=ストロースと並ぶ構造主義のスーパースターであるロラン・バルトの話をしない訳にはいきません。 「表徴の帝国」はハーンが松江へと旅立った1890年から約80年後に書かれたロラン・バルトの日... 2006.11.26 アート読書
歴史 神々の国の首都 僕は異境に魅せられた人たちが好きです。そのような人たちの中には、その地を愛するあまりに、その地の隅々まで探求し、いつか伴侶を得、その地のことを海外に紹介し、ついにはその生を全うするまでその地に留まる人もいます。 「怪談」で知られる小泉八雲... 2006.11.19 歴史読書
読書 スノウ・クラッシュ 僕はあまり新刊書を買わないのです。なぜかというと既刊で読みたい本があまりに多いのと、新刊書も数ヶ月すれば図書館に入って借りることができるからです。また情報収集という観点から言えば、最新の情報は断然ネットの方が早いこともあります。それに世の中... 2006.11.12 読書技術
歴史 梅原猛日向をゆく 今日は、レヴィ=ストロースの日本神話への思い入れに呼応して、老体に鞭打ち南九州への旅に出た梅原猛の「天皇家の“ふるさと”日向をゆく」について。 梅原猛、この著名な哲学者、文学者、スーパー歌舞伎作者にして古代史の研究家は既に、日本の古代世界に... 2006.11.05 歴史読書
読書 龍と十字架の道 前回で軍艦が出てきましたが、今回は蒸気船のお話。 ジョージ・R・R・マーティンが1982年に発表した「フィーバードリーム」は、南北戦争前夜の 南部を舞台にした小説です。ミズーリ川やミシシッピー川を旅する豪華なフィーバードリーム号という蒸気船... 2006.10.28 読書探検
日常の写真 海底軍艦 現代もなお我々がそのパラダイムから抜け出てはいない構造主義の始祖のレヴイ=ストロースから始めたので、語ることは山ほどあるのだけど、やはりここは「冒険」と「熱帯」について話を進めましょう。 「海島冒険奇譚 海底軍艦」という小説をご存知でしょう... 2006.10.18 日常の写真読書探検