たまには街歩き

山の写真

2週連続で横須賀の町を歩いてしまった。最初は一人で、次は山の会として。写真は2回目の時に横須賀どぶ板通りの小さなバザールで500円で買った古着のアロハ。

山歩きについては、色々な考えがあるだろうし、多様な考えがあること自体が良いことだと思う。僕自身は山歩きを特別なことと考えていないし、時々今回のようなゆるーい街歩き(と言っても15kmくらいは歩いた)も好きだ。

山登りにピークハントという言葉がある。これは山頂を制覇することを目的とした山登りの流儀で、山登りを純粋にスポーツとして捉えるものだ。それはそれでありなのだが、僕の山登りの流儀は言わば正反対。途中の花や鳥のさえずりや景観の変化を楽しみながら登頂し、山頂ではお湯を沸かしてお昼を楽しみ、わいわいがやとお喋りしながら下山し、できればふもとの温泉で汗を流す。

僕にとっての山登りは、様々なお楽しみが一杯詰まった玉手箱であり、シェフが腕をふるった料理であり、様々な造形が現れるアートなのだ。

この玉手箱は伝説と異なり、煙と共に一瞬にして老人となる結末が待っている訳ではない。少なくとも、今までのところは。

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