9日は山の会で、浅間山の隣に位置する標高2,404mの黒斑山に登ってきた。有志の山行はちょくちょく行っているが、山の会としての正式山行は今年は雨で流れてばかりで、今回がわずかに4回目だ。
久しぶりの山行に集まったのは15人。アサマ200パークのスキー場があるところに駐車場があり、そこに車を置いて登り始めた。施設はよく整備されており、快適な登山となった。
夏の初めということでシャクナゲなどの花も出迎えてくれる。
赤ゾレの頭という浅間山が大きく見える展望の良い場所でちょうど12時となり、だんだん雲行きが怪しくなってきたので昼食とした。
お昼を食べていると登山道の横にカモシカの親子が出現し、人が途切れた登山道を悠々と横断していった。親は確かにカモシカの色だが、子供は黒っぽい。
それから30分ほどで頂上に到達。残念ながら雨雲が迫っており、集合写真を撮った後急いで下山を開始した。すぐに大粒の雨が降り出し、雷も追ってきたので、樹林帯のコースを取った。登山道を水が勢い良く流れ、ほとんど小川の中を下るような感じだった。
登山の後半はあいにく雨となったが、駐車場近くのホテルの温泉に入って出た頃にはすっかり雨が上がっていた。とにもかくにも山行を決行し、山の会は段々調子が上がってきた。今年の夏山は期待ができそうである。
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