はやぶさの帰還

人類初の小惑星の岩石採取に挑戦した探査機「はやぶさ」が、地球の引力圏内に突入する軌道に到達した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が14日、明らかにした。はやぶさの地球への帰還がほぼ確実になり、採取した岩石を入れるカプセルが地球へ戻る可能性が高まった。(毎日新聞)

2003年5月に打ち上げられ、色々なトラブルに見まわれながらも2005年11月に小惑星イトカワへの着陸に成功、その後も4機あるイオンエンジンの3機が故障するというような危機を克服し、地球への帰還を目指していたはやぶさがついに帰ってくる。

大気圏突入という最後の挑戦が残っているが、これまで幾度となく襲った危機を克服してきたはやぶさとその運用チームのことだから、きっと最後の困難もやり遂げるだろう。

なぜか日本ではあまり知られていないが、世界初のイオンエンジンで小惑星に着陸し、表面のサンプルを地球に届けるというはやぶさの挑戦は、世界中の研究者と子どもたちに夢を与えてきた。たとえ最後の挑戦に失敗したとしても、はやぶさのこれまで成し遂げた成果は無条件に賞賛されるべきものだし、ほとんど奇跡とも言えるものだ。

もし、はやぶさの事を良くしらないという人がいたら、イトカワへの着陸までを描いた以下のビデオをぜひ見て欲しい。

大きなダムはひとつ作るのに1千億以上かかる。八ッ場ダムは関連費用を含めると1兆円に近くなると言われている。ダムを作ると生態系が壊れるので、それを修正するために更に巨額のお金がかかる。これに対してはやぶさのプロジェクト費用は、全体で1千億円位なものだろう。何よりもはやぶさは破壊と憎しみの代わりに、夢と誇りを与えてくれた。このような素晴らしいプロジェクトが今後事業仕分けされないように、国民みんなで監視する必要がある。

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