ブルー・ハワイ

3週連続で山に行ったので、先週末はのんびり休養してました。いつものように図書館でいくつか本を借りたのですが、DVDも借りました。エルビスのブルー・ハワイです。

僕は山派か海派かと言われれば、もちろん山派になるのですが、海も決して嫌いではありません。ただ、日本の美しい海岸線は、河川を含めてほとんどコンクリートで塗り固められ、僕にとって、心安らぐところではなくなっているのです。先日登った草津白根山の手前の吾妻渓谷のように、ダム建設という環境破壊の魔手が伸びている山域もあるのですが、さすがに1,500m以上の山々はまだ太古の姿をとどめてくれてます。もちろん油断は出来ませんが。

山は僕にとっては生活の一部であり、現実の一部を構成する大切な要素です。一方、海は既に失われた美しさであり、古代日本のように僕の幻想の一部なのです。

ブルー・ハワイは、1961年のハワイが舞台です。兵役から帰ったプレスリーが、ツアーガイドとしてハワイの著名な観光スポットを歌と踊りを絡めながら美女と巡るという能天気なお話なのですが、60年代のハワイがのんびりとして美しい。ホノルルの小さな空港、タンタラスの丘から見える田舎の雰囲気を残すホノルルの風景が新鮮です。

マイケル・ジャクソンが尊敬したというプレスリー。彼のハワイアンは今も素敵に憧れをさそってくれます。

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