金曜日の夕方、仕事を早めに切り上げて行ってきました、大琳派展。
いやあ、予想を超えて混んでました。汗が出てくるほどでした。
まず定番の風神雷神図ですが、宗達、光琳、酒井抱一の3作品が一同に、というのは一度見たことがあったのですが、今回はなんと鈴木其一の作品を合わせて4組の風神雷神の勢ぞろいでした。でもこの作品に関しては、やっぱり宗達は別格ですね。宗達の作品では僕の好きな象の絵「白像図」も出てましたが、このフォルムはなんと言うか、楽しいフォルムなのです。
鈴木其一は今美術界で売り出し中のようで、最近美術雑誌なんかに良く出てきます。今回、彼の最高傑作と称される「夏秋渓流図屏風」を初めてみることが出来ましたが、なるほど、最近の人気も分ります。見る人が口々に「新しい」とか「モダン」とか感嘆の声をあげていくのです。まるで現代アートというか、ある意味、現代を超えている作品です。江戸の末期にはこんなすごい人がいたんですね。
8時までたっぷり1時間半掛かりましたが、ほぼ全部見ることが出来ました。ちょっと疲れましたが大満足です。
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