2008-04

博物学

池田信夫さんのブログ

僕はメディアに造詣が深いエコノミストである池田信夫さんのブログのファンです。彼の自由闊達な議論には、感心することが多いです。 久しぶりに見たら、彼の2004年8月からのブログをファイルにしてダウンロードできるようにしてありました。全部はまだ...
読書

ソクラテスの口説き方

土屋賢二の「ソクラテスの口説き方」(文春文庫)を読みました。 こちらは「猫と・・・」のような哲学論文集ではなく、土屋の一番の?売りであるユーモア・コラム集です。 まあ次から次へと、このような戯画的なコラムが書けるものです。常に事実に対する懐...
歴史

江戸化物草子

アダム・カバットの「江戸化物草子」(小学館)を読みました。 江戸時代のお化けに関するいくつかの黄表紙を紹介したものです。アダム・カバットって良く知りませんでしたが、アメリカ人で、日本文学の研究者らしいです。黄表紙におけるお化け物って、おどろ...
読書

広告の誕生

最近はほぼ2日に1冊ペースで本を読んでます。 今回読んだのは北田暁大の「広告の誕生」(岩波書店:2000年)です。 北田暁大は、東浩紀と共にポストモダン系社会学者として名を上げてきた人です。東浩紀は何冊か読んできたのですが、これまで北田につ...
歴史

ジャパンクールと江戸文化

奥野卓司の「ジャパンクールと江戸文化」(岩波書店2007年)を読みました。 著者の文化人類学的視点がしっかりしていて、内容も共感することが多かったです。最近は「あたり」の本が多いです。 渡辺京二の「逝きし世の面影」が孤立した文明としての江戸...
アート

横尾流現代美術

横尾忠則が現代美術を語った「横尾流現代美術」(平凡社新書)を読みました。 2002年の本ですから、現代美術の評論としては既に古いということになりますが、これははむしろ様々に変化しつつ時代の先端を駆け抜けたアーティスト横尾忠則としての生き様を...